さて、みなさんは悩みを相談されたり、
誰かの話を聞くことはありますか?
たくさん話を聞いたけれど、
実は、人悩みは最終的に「この2つしか」
話していなかったということがあるのです。
それは、
「悪いのはあの人」
「可哀想な私」
の2つ。
どういうことなのか解説していきたいと思います。
「悪いのはあの人」
「可哀想な私」のシーンはたくさんあります。
(e.g.)
誰かと言い合いになった。→その結果
「でも、最初にあの人が約束を守らなかったから」「だから悪いのは、あの人だ。」
誰かと言い合いになった→その結果
「何度も同じことを言われ続けたの」
「可哀想な、私」「こんなに辛いの」
しかし、このように訴えていても何も事態変わりません。
このとき思い出すと良いのが「三角柱」です。
この方法は、カウンセりぃングで使われる手法なのですが、
三角柱の2面には「悪いのはあの人」「可哀想な私」最後の1面に
「これからどうするか」と書いてある三角柱を相手に渡します。
そして、今から話したい面をみせてくださいと話すと、
相談者の多くは「これからどうするか」を話し始めるそうです。
私たちも、相手の悲しみ・愚痴をうんうんと聞くことは、
もちろん大切ですが、
ある程度落ち着いた先にたどり着くのは2つの悩み。
そして、それを解決するのは、
見えていなかった「これからどうするか」
解決方法に目を向け、考え始めることなのです。
「悪いのはあの人」「可哀想な私」ではなく、
「これからどうする?」と意識して問いかけてみる。
それでは、また。
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