あなたは仕事を引き継いだとき、前の人の仕事を分析しているでしょうか?
実は前任者の仕事を分析し、自分に活かすことで仕事を進めやすくなります。
今回は【後の人から笑われぬ王となる】についてです。
結論、より良いリーダーになるには、前任者の失敗を教訓とすることが重要です。
なぜなら、前の人の失敗した原因を分析すれば、同じ失敗をすることがなくなるからです。
人は歴史から多くのことを学んできました。
貞観政要でも過去に長期政権を実現した王朝と短命におわった王朝を対比させる形で、
歴史から学ぼうとしています。
そして、長期政権を実現した王朝と短命におわった王朝の違いを
「王自ら善行をつみ重ねる努力をしたか」としています。
つまり、短命におわった王朝を分析し、同じ失敗を繰り返さないようにしたのです。
これは仕事でも同じことがいえます。
前任者の仕事を分析し、うまくいかなかったことはなにかを抜き出します。
そして、今度はその部分を改善するのです。
もちろん、自分のやり方で仕事を進めることも大切です。
しかし、まずは前任者や先輩たちの失敗から学び、
同じことを繰り返さないようにすることが大切なのです。
ぜひ試してみてください。
貞観政要 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 (角川ソフィア文庫) Kindle版
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