あなたは約束を守れなかったり、忘れ物が多かったりしていませんか?
今回は【樹木を植えるように】についてです。
結論、物事において最も重要なことは「根元がしっかりしている」ということです。
なぜなら、根元(土台)がしっかりしていないと枝葉がうまく育たないからです。
これは仕事にも置き換えることができます。
たとえば、あなたの上司が
「約束を守らない」
「忘れ物が多い」
であれば、あなたはその上司を信頼しないでしょう。
そして、その組織は本来の力を発揮できなくなります。
また、この貞観政要では隋の滅亡について紹介されています。
隋は無理な軍事遠征や厳しい税金の取り立てにより自滅したとされています。
これは、時の皇帝が国の根元としての役割を果たしていなかった
ともいえるのではないでしょうか?
そして、この隋の滅亡を見て太宗は、同じ失敗はしないと宣言するのです。
その結果、太宗は安定した治世を実現することとなります。
このように根元となる人がしっかりとすることで、
その組織もより強い組織となっていきます。
そして、その組織からはよりよい結果が生まれてくるのです。
ぜひ試してみてください。
貞観政要 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 (角川ソフィア文庫) Kindle版
コメントフォーム