リーダーとして知っておきたい心得とは?
あなたはリーダーとしてどんなことを意識していますか?
実は貞観政要にリーダーとして心得るべき10の教えがあります。
今回は【十思九徳を保つ】についてです。
リーダーが知っておくべき10の教え
貞観政要では「十思九徳」という言葉が紹介されています。
これはリーダーがリーダーとして心得ておくべき教えです。
ここでは「十思」を紹介します。
- 「欲」には際限がないため、現状に満足して目の前にあるものに感謝する
- 大きな仕事をするときは部下への影響を考える
- 自分の調子が良いときでも自分をコントロールし謙虚でいる
- 堅実に継続していくことが大切
- 遊びたいと思ったときは限度をわきまえる
- サボりたい気持ちが少しでもあるときは初心を思い出し、最後までやりとげる
- 自分の意見で物事を進めていてもうまくいかないときは部下の意見に耳を傾ける。
- グチ、悪口を言っても得はないので言わないようにする
- 部下を褒めるときは限度や基準を設けることが大切
- 部下がミスをしたときは感情にまかせて怒らない
以上の10項目となります。
いずれもリーダーとして心得ておくべき教えです。
普段から意識していきたいですね。
参考 九徳
- 寛にして栗(寛大だが、しまりがある)
- 柔にして立(柔和だが、事が処理できる)
- 愿にして恭(まじめだが、ていねいで、つっけんどんでない)
- 礼にして敬(事を治める能力があるが、慎み深い)
- 擾にして毅(おとなしいが、内が強い)
- 直にして温(正直・率直だが、温和)
- 簡にして廉(大まかだが、しっかりしている)
- 剛にして塞(剛健だが、内も充実)
- 彊(きょう)にして義(強勇だが、ただしい)
今日からできるアクションプラン
- リーダーが知っておくべき10の教えを普段から意識する
- 貞観政要を実際に読んでみる
ぜひ試してみてください。
▼参考動画・図書▼
貞観政要 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 (角川ソフィア文庫) Kindle版
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