あなたは窮地に追い込まれたとき、普段以上の力が出た経験はありませんか?
今回は【士卒に作戦内容を明らかにしてはいけない】についてです。
結論、チームの士気を高めるには、窮地に追い詰めることが重要です。
なぜなら、人は窮地に追い込まれると普段以上の力を発揮することがあるからです。
孫子の兵法では、リーダーは兵士に軍の行動計画や作戦を
知られないことが重要としています。
これは、兵士が作戦を知ることで怯えたり、戦意を喪失したりすることを防ぐためです。
そして、敵国の奥深くに入り、やるしかない!という
窮地をつくって全軍の士気を高めるのです。
しかし、軍の士気が上がればなんでもできるわけではありません。
ここで重要なのは、リーダーが4つのことを深く考察することです。
この4つとは
「地形の変化」「状況に応じた軍の進撃」
「退却することでの利害」「人間心理の把握」
です。
勝ち目のない場所へ軍を投入しても、被害が大きくなるばかりです。
たしかに、チームを窮地に追い込むことで、チームは普段以上の力を発揮します。
しかし、それ以上に重要なことはリーダーの冷静な状況判断なのです。
ぜひ試してみてください。
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