あなたは失敗から学び、自分の成功へとつなげることができていますか?
今回は【五、前轍を踏むな】についてです。
結論、さまざまな失敗から学び、自分自身に活かすことはとても重要なことです。
なぜなら、歴史上でも失敗から学び、国を豊かにした人物がいるからです。
貞観政要に出てくる太宗は、特に「隋」を意識していました。
なぜなら、太宗が建国に関わる唐の直前まで国をおさめていたのが隋だからです。
そして、その隋は約30年で滅んでいます。
この隋が滅んだ理由は、無理な軍事遠征や
厳しい租税(強制的に人民から税金を納めさせること)だったと言われています。
そして、この失敗を直接見ていた太宗は、
同じ過ちを繰り返さないようにと隋の失敗から学び、
自分の政治に活かしていきます。
その結果、太宗は安定した治世を行うことができたのです。
たしかに、「失敗から学び、成功へつなげる」とは基本的なことのように感じます。
だからこそ、普段から気をつけていたい大切なことです。
ぜひ試してみてください。
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